2005年の設立当初から常に保護者の目線で福祉事業を展開しています。
設立当時はいまのように「発達障がい」という言葉が一般的ではなく、
生きにくさを抱えた方たちの生活は周囲の環境に左右される状況にありました。
現在は、社会情勢が大きく変わり、私たちの支援対象者も大きく変化しました。
「発達障がい」という言葉は誰もが知るものとなり、福祉サービスが増える一方、
「ひきこもり・発達障がい・生活困窮者」と呼ばれる「生きにくさを抱えた方」も増えているように感じます。
我々、福祉事業者はただサービスを提供するだけでなく、
彼らがどのようにして生まれ育った地域で生活していくかを地域の方たちとともに考えていく役割があることを痛感しています。
これからも保護者はもちろんのこと、本人目線の支援を心がけ、福祉で地域を変えていく想いを心に刻み、すすんでいきます。