2023.04.05
春は出会いと別れの季節ですね。ご卒園・ご入学されたみなさま、ご家族様、おめでとうございます。
さて、今回は3月に実施した食育プログラムのご報告をさせていただきます。
今回食育プログラムを実施したきっかけは、保護者様からの「食に対しての興味がない」という相談でした。それ以前にも、食について何かしらの課題をもつお子さんが多かったこともあり、「子たちにわかりやすくご飯を食べる大切さや、何故バランスよく食べることが大切なのかなどを伝えられる方法がないものか。」とスタッフで話し合い、年長さんを対象に下記写真のように実施しました。
食品群を3色に分けてバランスよく食べる大切さを汽車で表現しています。平日クラスの朝の会で行いました。子どもたちは集中して聞くことが出来ていました。
プログラムの最後に、朝ごはんの内容や幼稚園・保育園の給食の内容を子どもたちに質問し、一緒に色分けをしました。「しいたけは何色かな?」「トマトがお弁当に入っているよ」「朝、牛乳飲んできた!」など積極的に発表してくれた姿がとても印象的でした。
その日のお弁当の時間では「もうおなか一杯」と残そうとしたお子さんに「今日、バランスよく3つの色でたべようねってお話あったよね?」と諭すと「そうだった!食べる!」とお弁当を完食できたこともありました。
年長さん対象で少し難しい内容ですが、マグネットで作った野菜や食べ物はおままごとやお店屋さんごっこに使えるので、食品の名前を覚えたり親しんだりできるように、年中、年少の子どもたちにも活用していこうと考えています。
また、食育関連を中心に新しい絵本を10冊購入しました。左上から
● もこもこもこ 谷川俊太郎作 (文研出版)
● いわしくん 菅原たくや作 (文化出版局)
● そらまめくんのベッド なかやみわ作 (福音館書店)
● やさい 平山和子作 (福音館書店)
● くれよんのくろくん なかやみわ作 (童心社)
● 14匹のあさごはん いわむら かずお (童心社)
● おいしいおと 三宮麻由子文 ふくしまあきえ 絵 (福音館書店)
● おべんとうバス 真珠まりこ作 (ひさかたチャイルド)
● くだもの 平山和子作(福音館書店)
● ぜったいにおしゃちゃだめ? ビル・コッター作 (サンクチュアリ出版)
くれよんでは、読み聞かせの時間を設けることを大切にしています。読み聞かせの際や日々の遊びの中に絵本を活用し、様々な絵本との巡りあいの機会をつくっていこうと思います。