遊ぶことが生活の中心であった保育所・幼稚園と比べ、学びが中心となる小学校生活は求められるものも大きく変わっていきます。
2020年に改訂された学習指導要領では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力など」「学びに向かう力・人間性など」の3つの柱からなる『資質・能力』を育み、社会の変化に対応し生き抜くための力を身につける必要性が書かれています。
自我が芽生え、「自分でやってみたい」「1人でしたい」気持ちが増えます。
その時に『自分の力でできた経験』が自立に向けた1歩となります。
上下関係も含め友だちとの関わりが増えるなかで、相手の気持ちを理解し、
わかりやすく自分の気持ちを伝える『コミュニケーションスキル』も必要となってきます。
集団生活のなかでトラブルが増える時期になりますが、問題を解決することで『自主性』が育ち、
中学生になるための土台作りとしても大切な時期になると考えています。
くれよんでは基本的に学年ごとにクラスわけを行い、年齢や子ども達の力に合わせてクラスごとにプログラムを組んでいます。
そのなかで『自分でできた達成感』『コミュニケーションスキル』『自主性』を育み、
自信をもって子ども達が日々を過ごせることを目指しています。
「あったかことば(言われて嬉しいこと)」、「チクチクことば(言われて嫌なこと)」や、どのように話を聞くと話している相手が気持ちがよいかをみんなで話し合い、考えることでコミュニケーションについて学び、グループで楽しむゲーム(ジャンケン大会やボッチャなど)を通して人とうまく関わるスキルを身につける活動です。
サッカー・テニス・陸上…、さまざまなプログラムがありますが、共通して「集団意識」「スポーツを通した成功体験」「身体の使い方や体力向上」を軸において楽しく身体を動かしています。活動の延長として地域の大会やイベントに参加し、日ごろの頑張りを活かす機会としています。
当社、放課後等デイサービスの1つ「ぱすてる」では毎日子ども達と一緒に色々なスポーツ(運動)をして汗を流しています。
熱中している時の子ども達はとても真剣で輝いています。
そんな場面がたくさんできるように、いつも子ども達と一緒に全力で楽しんでいます。
学生時代に小学校でメンタルサポーターとして働いた経験から、子どもと関わる仕事がしたいと思い入社しました。日々の活動のなかで、私自身迷ったり悩んだりすることもたくさんありますが、子ども達とともに成長していければと思っています。